卒業検定を合格するためのポイントを現役検定員が説明します。
こんにちは、さともです。第2段階の教習も終わり、残すは検定のみに。誰もが検定を一回で受かりたいと思うはず!
さっそく検定合格のためのポイントの確認をしましょう。
この2つのポイントをしっかり意識して検定を受けましょう。
では、検定の内容と詳しいポイントを説明します。
卒業検定の内容
卒業検定では路上と所内の検定をします。
卒業検定は70点以上で合格になります。
検定は減点方式で、一発中止・20点・10点・5点と採点項目があります。
ポイントの2つは、一発中止になる可能性があるので特に注意が必要なんです。
歩行者保護
検定中に歩行者を見落としてしまい、補助ブレーキを踏まれて不合格になる事があります。
では、歩行者保護で特に注意する場所を確認しましょう。
- 信号機の無い横断歩道
- 右左折した先にある横断歩道
歩行者がいる場合は必ず止まりましょう。
信号機の無い横断歩道では必ず、その手前に菱形の標示が出てきます。
この標示を確認したら、横断歩道近くに人がいないか必ず左右を確認しましょう。
右左折した先にある横断歩道の手前ではしっかり速度を落として止まれる速度にしましょう。
そして、実際の検定でミスが多いのはこの2つです。
・右側から来る歩行者を見落とす。
・歩行者がいることに気がついたのに止まらない。
この場合も、補助ブレーキを踏まれて検定中止になります。
右側から来る歩行者を見落とすのは、見ている範囲が狭いので注意深く確認しましょう。
歩行者に気がついたら悩まずにしっかり止まりましょう。
右折時の対向車
右折時に対向車を見落としてしまい、補助ブレーキを踏まれて検定が中止になることもあります。
では、右折時の注意点を確認していきましょう。
- 対向車を見落とさない。
- 対向車の死角から出てくる車両を見落とさない。
右折する時は慌てずに対向車の様子をしっかり確認しながら、そして交差点に向かっていく際には早めに対向車の有無を確認しましょう。
この時に対向車がいなければ、次に歩行者の確認をして右折します。
対向車がいる場合は、対向車の距離と速度を確認して先に曲がれるのか、交差点内で右折待ちするのか判断しましょう。
まとめ
もちろん他にも気をつけるポイントはたくさんあります。
今回は検定が一発中止になるポイントを解説しました。
歩行者保護と右折、きっと今まで教習の中で何度も練習してきたと思います。
ただ、検定の時は検定員からのアドバイスはなく、自分自身で判断しなければなりません。
その時、この2つのポイントは大きく影響します。
ポイントをしっかり意識して検定一発合格を目指しましょう。
おわりっ
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