バイク教習で急制動が難しいと思う方も多いはず。
でも、急制動の4つのコツを掴むとすごく楽に出来ます。
その攻略方法を徹底に紹介としたいと思います。
急制動の試験内容
急制動とは?
安定したブレーキ操作を行う課題です。
急制動は指定速度 大型二輪 普通二輪は40キロ 小型二輪は30キロを保ち
指定位置(制動開始ポイント)で急制動を行い、急停止区間内で安定した停止をする
課題になります。
区分 指定速度
乾燥路面 湿潤路面
大型二輪 40キロ
11メートル 14メートル
普通二輪 40キロ
11メートル 14メートル
小型二輪 30キロ
8メートル 11メートル
急停止区間を超過又は転倒すると検定は中止になります。
急制動の攻略ポイント
急制動の攻略ポイントの説明です。
急制動に悩んでいる人の苦手ポイントです
- 速度が出せない。
- 速度調節が出来ない。
- ギア操作が出来ない。
- フロントブレーキが使えない。
速度が出せない・・・40キロ出すのが怖い
40キロを出すのが怖いこれが1番の原因です。それ意外にも教習所のコースの広さも影響すると思います。コースの広さによって加速の仕方が変わると思いますがまずは短い距離でしっかりとアクセルを回して加速感に慣れましょう。
速度調節が出来ない。
40キロが出せても、40キロがキープ出来ない方が多いです。加速するので精一杯になりスピードメーターを見ていないので制動開始ポイントまでどんどん加速してしまい、ブレーキを掛けても止まれなくなります。速度が出せるようになったらスピードメーターを確認しながらアクセルコントロールをしましょう。
ギア操作が出来ない。
アクセル操作はある程度出来るのにうまく40キロが出せない原因はギア操作がスムーズに出来ていないこともあります。しっかりとした加速が出来ていてもギア変速に時間が掛かるとせっかく出した速度が失速してしまいます。
ギア操作が苦手という方は、まずはゆっくりな速度から素早い変速操作が出来るように練習してみてください。
フロントブレーキが使えない。
バイクのブレーキは前が強く後ろが弱く効くようになっています。急制動では前後同時に使用しますがブレーキの分配はコントロールしないといけません。
フロントもリアのブレーキも弱いと指定距離で止まるのは難しくなると思います。
フロントブレーキよりリアブレーキが強いとリアタイヤがロックしてしまう可能性があります。なのでしっかりとフロントブレーキを使いたいのですが、バイクは転倒する可能性があるのでフロントブレーキを使えない方が多いです
なので、いきなり40キロからはじめるのでなく、20キロ位からフロントタイヤがロックしても転倒しにくい速度でフロントブレーキをしっかり使う練習をするとブレーキ操作に自信が持てるようになり40キロからでもしっかりとしたブレーキ操作が出来るようになります。
まとめ
急制動で上手に止まるためには
初めから40キロを出すのではなく、アクセルを回して加速感に慣れる。
ギア操作をスムーズにして、なるべく変速時に失速しないようにする。
スピードメーターを確認して40キロをキープ出来るようにアクセルコントロールする。
フロントブレーキの操作に慣れてしっかりブレーキを使えるようにする。
この点を意識して急制動を克服しましょう。
おわりっ
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