バイクの教習って何するの? 教習内容を説明します。

教習

これからバイクの免許を取ろうとする方、もうすぐ教習が始まる方

教習って何やるの?と不安になると思います。

今回は普通二輪教習の課題を説明したいと思います。

課題は全部で7つ

まずは課題の確認していきましょう。

  • S字走行
  • クランク走行
  • スラローム
  • 平均台
  • 急制動
  • 坂道発進
  • 法規走行

この5つの課題を練習してバイクに慣れていきます。

S字走行

S字走行はアルファベットのS型のコースを通過します。

走行位置や走行ラインをしっかり把握して目線を曲がる先に向けて、1速か2速でアクセルとクラッチ操作でスピード調節をして走行します。速度が速い時は、リアブレーキを軽く踏んで調整します。道幅があるので、慣れてくるとバイクを傾けてスムーズに走行できるようになります。

クランク走行

クランク走行は屈折したコースを通過します。

曲がる方向への視線の移動をし、早めにハンドルの切り替えをスムーズに行い、1速か2速でクラッチ操作とリアブレーキでスピード調節をして走行します。道幅が狭く直角に曲がるのであまりバイクを傾けることができません。そのため、ハンドルを切るタイミングを意識すると通過しやすくなります。

S字・クランク走行は右左折の練習になりますので、路上で走行するのにとても大切になります。

S字・クランク走行のより詳しい走行方法はこちらをご覧ください。

スラローム

スラロームは5つあるパイロンを目標タイム8秒以内で避けて進みます。

スラロームはリズミカルに走行をします。低速だとかえって通過しにくいです…。パイロンの手前でアクセルを戻し、車体が傾いたらアクセルを開けて車体を起こすを繰り返して通過します。目線は目の前のパイロンを見るのではなく、常に1つ先のパイロンを見るように目線を配りましょう。

まずは通過する練習をして、慣れてきたら目標タイムを意識してリズムよく通過していきましょう。

スラロームのコツを詳しく説明しています。ご覧ください。

平均台

幅30センチ、長さ15メートル、高さ5センチの台の上を、目標タイム7秒以上で通過します。

平均台は1速を使い、アクセル・クラッチ操作とリアブレーキ操作で速度調節をします。速度が速いとバランスは取りやすいですが、目標タイムをクリアするのは難しくなります。逆にタイムをだそうとゆっくりになり過ぎるとバランスは崩れやすくなります。上手く程よい速度を作ってハンドルを上手く使いながらバランスを取りましょう。バイクの教習で1番繊細な運転操作が求められる課題になります。

平均台のコツを詳しく説明しています。ご覧ください。

急制動

ギアを3速にして40Km/hまで加速し、制動開始地点へ到達したらアクセルを戻して前後輪ブレーキをかけて11メートル(路面が濡れている時は14メートル)の停止線までに止まりますしっかり加速するためのアクセル操作と素早く正確なギア操作、そして丁寧なブレーキ操作が求められる課題です。

焦るとミスや速度に対する恐怖心も出てきます。慌てずに落ち着いて頑張りましょう。

急制動のコツを詳しく説明しています。ご覧ください。

坂道発進

上り坂の途中で止まり、後ろに下がらないように発進をします。

上り坂でしっかりとリアブレーキを使い車体が後ろに下がらないように停止してから、アクセルとクラッチ操作で半クラッチを作り、様子を見ながらリアブレーキを緩めていきます。後ろに下がらないことを確認できたら、さらにリアブレーキを緩めて完全に離しましょう。地味な課題ですが、焦るとエンストしやすくなりますので、慌てずに発進しましょう。

法規走行

検定は決められたコースを走ります。交通法規に従った走行しましょう。

検定は、決められたコースを走行します。あらかじめインストラクターがコース案内してくれるので、しっかり見て覚えましょう。法規走行とは、交差点の右左折・進路変更・安全確認・一時停止・踏切・優先判断などがあります。周りをよく見て判断し、交通ルールを守って走行をしましょう。

法規走行のコツを詳しく説明しています。ご覧ください。

まとめ

バイクの教習はこの7つの課題を練習します。初めは難しいかもしれませんが、

バイクに乗り慣れてくると安定して走行する事が出来ます。

教習に不安があるかもしれませんが、バイクに乗れるようになると今までと違う景色が見えてきます。それだけ魅力がある乗り物だと思いますので、ぜひチャレンジしてください。

おわりっ

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